擇日では、「日選び」の際に理解しておきたい「日家吉凶神-にっかきっきょうじん」という考えがあります。日家(日々の1日単位)では吉神と凶神をもとに吉日となる日を導き出します。ここでは、「日家吉凶神」のそれぞれの意味をわかりやすくまとめています。擇日通書などを読み解く際に参考にしてみてください。
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歳支徳(さいしとく)
土木、修造に大利がある。
歳禄(さいろく)
賃金や給与に恵まれる。
歳馬(さいば)
官爵を贈る。高い地位や役職に任じられる。
旅行、遠出、就職、接待などによい。
麒麟日(きりんじつ)
就職、赴任、接待、外出、結婚、入宅、墳墓やお堂を建てるなどが吉となる。
鳳凰日(ほうおうじつ)
結婚、入宅、安床、修改、墳墓やお堂を建てるなどが吉となる。
三奇貴格(さんききかく)
┣天上三奇(てんじょうさんき)
┣地下三奇(ちかさんき)
┣人中三奇(じんちゅうさんき)
埋葬する日時として吉となる。
顕星(けんせい)
就職、赴任、接待、入学、結婚、墳墓やお堂を建てる、百事大吉。
曲星(きょくせい)
就職、赴任、接待、入学、結婚、墳墓やお堂を建てる、百事大吉。
傅星(でんせい)
就職、赴任、接待、入学、結婚、墳墓やお堂を建てる、百事大吉。
五合(ごごう)
五合は契約日、婚姻、友人に会う、飲み会、デートなどに宜しい。
王官相民守日(おうかんそうみんしゅび)
命将、封候、加爵、就職、赴任、接待などに吉となる。
兵吉(ひょうきち)
軍隊向けの吉日。
益後(えきご)
月中の福神で、祭祀、祈福、婚約、修造、墳墓やお堂を建てる、百事に皆吉。
続世(ぞくせ)
月中の善神で、祭祀、祈福、婚約、百事に皆吉。
時徳日(じとくじつ)
祭祀、就職、赴任、接待、婚約、修造、修繕、上棟式に宜しく吉。
四相日(しそうじつ)
修造、動土、牧畜、種植、ビジネス、引っ越し、旅行などに大利。
復日(ふくじつ)
結婚に利する吉慶、喜び事があるとされる。
解神日(かいじんじつ)
仕事の報告、陳述書、建議書、申請書などを提出すること、
縁切り、離婚、人間関係の整理に宜しい。
大偷修日(だいとうしゅうじつ)
家屋の解体、撤去、家の修繕などに吉。
不将(ふしょう)
結婚、納婿に吉。
玉字(ぎょくう)
家の修繕、建築関係、引っ越し、新居に入るなどに宜しく、百事に吉利。
福生(ふくせい)
祈福、功徳を積む、新居に入る、ビジネスに宜しく、百事に皆利。
青龍黄道(せいりゅうこうどう)
祈福、結婚、建築、墳墓やお堂を建てる、百事に皆吉。
明堂黄道(めいどうこうどう)
就職、赴任、接待、婚約、新しい会社、開業などに吉。
金匱黄道(きんきこうどう)
家の修繕、建築、婚約、新居に入るなどに吉。
司命黄道(しめいこうどう)
起造、修造、コンロの修理、受封に宜しく吉利。
天徳黄道(てんとくこうどう)
祈福、結婚、修方、墳墓やお堂を建てる、百事に皆吉。
玉堂黄道(ぎょくどうこうどう)
新居に入る、ベッドの設置、キッチンの掃除に吉。
歳徳(さいとく)
就職、赴任、接待、引っ越し、祈福、結婚、墳墓やお堂を建てることに宜しく吉。
歳徳合(さいとくごう)
就職、赴任、接待、引っ越し、祈福、結婚、墳墓やお堂を建てることに宜しく吉。
天徳(てんとく)
就職、赴任、接待、引っ越し、祈福、結婚、墳墓やお堂を建てることに吉。
天徳合(てんとくごう)
建築、家の修繕、新居に入る、埋葬、祈福、結婚に吉。
月徳(げっとく)
福徳の神、祈福、結婚、新居に入る、建築関係、埋葬に宜しく吉。
月徳合(げっとくごう)
建築、家の修繕、新居に入る、埋葬、祈福、結婚に吉。
月空(げっくう)
仕事の報告、陳述書、申請書、作品発表、功徳を積む、
修造、動土に宜しく吉。
天恩日(てんおんじつ)
祈福、功徳を積む、就職、赴任、接待、引っ越し、婚約、
墳墓やお堂を建てることに宜しく、百事に皆利。
月恩日(げつおんじつ)
祈福、功徳を積む、就職、赴任、接待、引っ越し、婚約、
墳墓やお堂を建てることに宜しく、百事に皆吉。
天赦日(てんしゃじつ)
祭祀、祈福、功徳を積む、結婚、修繕に宜しく、墳墓やお堂を建てることにも吉。
天願日(てんがんじつ)
祭祀、祈福、功徳を積む、結婚、修繕に宜しく、墳墓やお堂を建てることにも吉。
天福(てんふく)
就職、赴任、接待、祈福、婚約、納采、送禮、新居に入る、ビジネスを始めるに宜しく、百事に皆吉。
天瑞(てんずい)
就職、赴任、接待、祈福、婚約、納采、送禮、新居に入る、ビジネスを始めるに宜しく、百事に皆吉。
天倉(てんそう)
婚約、放牧、畜産、起造、倉庫の修繕に宜しい、投資、入庫、納税には特に大吉。
母倉日(ぼそうじつ)
婚約、放牧、畜産、起造、倉庫の修繕に宜しい、投資、入庫、納税には特に大吉。
天喜(てんき)
祈福、婚約、結婚、新居に入る、ビジネスを新規に始める、建築関係に吉。
天貴(てんき)
就職、赴任、接待、受封、継承、昇進に吉利。
催官(さいかん)
就職、赴任、接待、受封、継承、昇進に吉利。
天富(てんふ)
投資、入庫、納税、ビジネスを新規に始める、墳墓やお堂を建てることに宜しく、倉庫を建てるのに吉。
天馬(てんば)
外出、引っ越し、新居に入る、ビジネスを新規に始める、商売を営むのに吉。
天医(てんい)
病院に診察、手術に行くのによい。療養、耳鼻科、眼科に行くのによい。新しい処方を試すのに吉。
天后(てんこう)
引っ越し、旅行、病院に診察、手術に行くのによい。療養、針灸、耳鼻科、眼科に行くのによい。新しい処方を試すのに吉。
三合日(さんごうじつ)
祈福、結婚、新居に入る、ビジネスを新規に始める、墳墓やお堂を建てることに吉。
五富日(ごふじつ)
ビジネスを新規に始める、家の修繕、建築関係、新居に入る、埋葬にも吉。
六合日(ろくごうじつ)
祈福、結婚、新居に入る、ビジネスを新規に始める、墳墓やお堂を建てることに吉。
陽徳(ようとく)
結婚、ビジネスを新規に始める、新居に入る、墳墓やお堂を建てることに吉。
陰徳(いんとく)
祭祀、功徳を積む、特赦、減刑、名誉の回復によい。
大明(だいみょう)
天地開通の神、埋葬に宜しく百事に皆吉。
普護(ふご)
祈福、功徳を積む、外出、引っ越し、結婚に宜しく、百事に皆吉。
要安(ようあん)
結婚、ビジネス、修方、墳墓やお堂を建てることに宜しく、百事に皆吉。
生気(せいき)
ベッドの設置、引っ越し、医療関係。後継ぎができるように祈願すること、
養子緑組の契約書を書くこと、結婚、婚約に皆吉。
神在(しんざい)
祭祀、功徳を積む、祈福、祈求に大吉。
七聖(しちせい)
祭祀、功徳を積む、祈福に宜しく、願い事に大吉。
聖心(せいしん)
祭祀、功徳を積む、祈福、結婚などに大吉。
駅馬(えきば)
就職、赴任、接待、外出、引っ越し、旅行、ビジネスを新規に始めるなどに吉。
吉期(きつき)
就職、赴任、接待、建築、新居に入る、百事に皆吉。
鳴吠対(めいべいつい)
破土、古い墳墓を開くこと、遺骨を整理して拾うこと、墓の修繕、埋葬に宜しく吉。
鳴吠日(めいべいにち)
破土、古い墳墓を開くこと、遺骨を整理して拾うこと、埋葬に吉。
臨日(りんじつ)
訴訟に挑む日として宜しい。
金堂(こんどう)
金堂は月中の善神で修造に宜しい。
敬安(けいあん)
敬安は恭順の神で親戚の集まりや儀礼に宜しい。
六儀(りくぎ)
放牧、畜産、樹木の植林、祝事に宜しい。
季分(きぶん)
結婚にとって上吉。
除神(じょしん)
解除、沐浴、整容、剃頭、整手足甲、求医、療病に宜しい。
豊旺日(ほうおうじつ)
出財、放債に宜しい。
白虎(びゃっこ)
動土、興工して犯せば喪服の災い、牢獄、身体が傷つく。白虎は武職を象徴する。
養畜すれば家畜に損害が出るとされる。白虎は皆、人を除害するもので、人々訴訟に挑んで用いれば吉となる。
官符(かんぷ)
動土、興工して犯せば訴訟の災い、裁判があるとされる。官符は文職を象徴する。
官符は皆、人を除害するもので、人々が訴訟にい臨んで用いれば吉となる。
重日(じゅうじつ)
凶事を為すことを忌み、吉事を利する。
招謡(しょうよう)
行船を忌む。食堂を開くに宜しい。
受死日(じゅしじつ)
祭祀を忌む。魚釣り、納棺、出棺、破土、遺骨整理、埋葬などには吉。
白虎黒道(びゃっここくどう)
麒麟日。麒麟符によって制すれば、吉が多い。祭祀に吉がある。
それ以外のことは不利。白虎日とも呼ばれる。
朱雀黒道(すざくこくどう)
鳳凰日、鳳凰符によって制すれば、吉が多い。
建設、引っ越しなどを忌み、告訴には凶。朱雀日とも呼ばれる。
月破(げっぱ)
断捨離や破壊行為や掃除以外はすべて凶となる。
投資や、建築なども当然よろしくない。
消耗(しょうもう)
投資、仕入れ、納税、引っ越し、開業、契約、修繕などを忌む。
大毛(だいもう)
消耗と内容は同じ。月破とも同じとされる。
月厭大禍(げつえんだいか)
遠出、旅行、引っ越し、結婚を忌む。
歳徳、天徳で解ける。
厭対(えんたい)
遠出、旅行、引っ越し、結婚を忌む。
歳徳、月徳で解ける。
劫煞(ごうさつ)
歳陰の気で、土木工事を忌む。犯せば、強盗、殺傷などがあるとされる。
災煞(さいさつ)
災煞は、建築を忌み、犯せば、病患となるとされる。
月虚(げっきょ)
毒の煞。修営、移徙を忌み、犯せば、子孫、資財を傷つけるとされる。
月建(げっけん)
動土を忌む。
天賊(てんぞく)
遠出、旅行は凶。盗難に注意。開業、建築、祭祀、神仏の香炉を動かすことを忌む。
明星、丙時を用いれば制化できるとされる。
天瘟(てんおん)
放牧、畜産、放牧用の柵や小屋を作ること忌む。
探病忌日(たんびょうきじつ)
病気にならないよに注意するべき日。
天火(てんか)
修造、屋根の設置や工事、門の設置、ガスコンロの設置、新居に入る、訴訟などにも凶。
血支(けっし)
針灸、耳鼻科、眼科に行くことを忌む。
血忌(けつぎ)
針灸、耳鼻科、眼科に行くこと、耳掃除、放牧の買い付けなどを忌む。
咸池(かんち)
結婚式の日を選ぶによくない。正官、正印、長生などの日時をとり、凶を解けば用いてよいとされる。
九空焦坎(きゅうくうしょうかん)
外出、金属を溶かして鋳造すること、車の購入、製造、種まきなどに凶。
死気官符(しきかんぷ)
テストに参加、求職、面談、武術、医療関係、種まきなどに凶。
飛廉大煞(ひれんだいさつ)
ウイルスなどの感染に注意。
冰消瓦陷(ひょうしょうがかん)
上棟式、新居に入る、船を作り始める、橋を作ることは凶。
受死日(じゅしじつ)
祭祀を忌む。魚釣り、納棺、喪服を着ること、遺骨を整理して拾う、墓を遷すこと、埋葬には吉。
刀砧(とうちんじつ)
気を切ること、牧畜の買い付け、ペットを迎え入れるなどは凶。
魯班日(ろはんじつ)
造床、建築の基礎工事、動土を忌む。
天牢黒道(てんろうこくどう)
就職、赴任、接待、公衆の事務手続きを忌む。
天刑黒道(てんけいこくどう)
就職、赴任、接待、公衆の事務手続きを忌む。
勾陳黒道(こうちんこくどう)
告訴を提出、公衆の事務手続きを忌む。
玄武黒道(げんぶこくどう)
告訴を提出、就職、赴任、接待、公衆の事務手続きを忌む。
白虎黒道(びゃっここくどう)
麒麟日、麒麟符によって制すれば、吉が多く用いるべき。
行兵に宜しく、祭祀に吉。それ以外は不利。
朱雀黒道(すざくこくどう)
鳳凰日、鳳凰符によって制すれば、吉が多く用いるべき。
出兵には宜しい。建設、引っ越しを忌み、告訴を提出することは凶。
雀中(じゃくちゅう)
鳳凰符によって制することができる。丙寅、乙亥、甲申、癸巳、壬寅、辛亥、康申の7日間。
ベッドの設置や、結婚、人と会う、建築などを忌む。
無禄日(むろくじつ)
沐浴、整容、剃頭、破屋壊垣、伐木などを忌む。
虎中(こちゅう)
麒麟日、鳳凰符によって制することができる。
戊辰、丁丑、丙戌、乙未、甲辰、癸丑、壬戌の7日間。
引っ越し、友人に会う、結婚、建築、葬儀を忌む。
健星白虎日(けんせいびゃっこじつ)
結婚、友人に会う、建築を忌む。
殺師日(さつしにち)
風水師に不利。現場での指導、造葬、修墳を忌む。
長星(ちょうせい)
礼服の縫製、雇用、繊維業の開始、仕事の契約、投資、納税、などに吉。
犬や猫などを迎え入れるのは凶。
楊公忌日(ようこうぎじつ)
新居に入る、引っ越し、神仏の香炉を動かす、分家することは大凶。
天乙絶気(てんおつぜっき)
就職、赴任、接待、養子縁組の契約、雇用、種蒔きなど凶。
天休廃(てんきゅうはい)
就職、赴任、接待、入学、求職面談に凶。
貯水池を掘ったりすることも凶。
瘟星入日(おんせいにゅうじつ)
引っ越し、放牧、畜産、小屋作り、陽宅の神位の設置を忌む。
天地凶敗(てんちきょうばい)
出兵、試験を受ける、求職面談、金属を鋳造することなどに凶。
大空亡(だいくうぼう)
出兵、出張、旅行、ビジネスに関わることを忌む。
小空亡(しょうくうぼう)
出兵、出張、旅行、ビジネスに関わることを忌む。
四離日(しりじつ)・四絶日(しぜつじつ)
後継ができることを祈願する、養子縁組の契約などを忌む。
就職、赴任、接待、外出、友人に会う、デート、結婚、新居へ入居、建築など全て凶。
上朔日(じょうさくじつ)
就職、赴任、接待、外出、友人に会う、デート、祈福、功徳を積むなどは凶。
月忌日(げつぎじつ)
就職、赴任、接待、外出、仕事の報告、申請書、作品発表などを忌む。
四窮日(しきゅうじつ)
遠征、遠行、投資、進貨、納税を忌む。
四廃日(しはいじつ)
建築、結婚、投資、進貨、開業、納税を忌む。
四耕日(しもうじつ)
會親友、出師、開倉庫、負債、借金を忌む。
四忌日(しぎじつ)
婚約、結婚、建築、修方を忌む。
真滅没(しんめつぼつ)
修方、墳基やお堂を建てる、新居へ入居、開業を忌み凶。
天吏(てんり)
臨官、赴任、遠出、旅行、告訴を提出などを忌む。
気往亡日(きおうぼうじつ)
就職、赴任、接待、仕事の報告、申請書、発表、新居へ入居、医療関係などを忌み、全て凶となる。
横天朱雀(おうてんすざく)
横天朱雀は、農暦における毎月の初一(1日)は結婚を忌む。初九(9日)は上棟式を忌む。
十七日(17日)は埋葬、水池、貯水池を掘ってつくることを忌み凶とする。
土忌(どぎ)
動土、修方を忌む。
土符(どふ)
動土を忌む。
山痕(さんこん)
山に入り、伐採を忌む。
田痕(でんこん)
田んぼで作業するのを忌む。
水痕(すいこん)
船に乗る、井戸を掘る、旅行も忌むとする。
金痕(きんこん)
金属の鋳造を忌む。
土痕(どこん)
動土を忌む。
土公占(どこうせん)
動土を忌む。
驚走殺(きょうそうさつ)
放牧、畜産を忌む。
地囊(ちのう)
動土、破土、家の修繕、墓の修繕、井戸掘り、表札や壁の装飾、エクステリア工事、種蒔きなど凶。
四撃(しげき)
出兵、辺境の警備などを忌む。
重日(じゅうじつ)
凶事を為すことを忌み、吉事を為すことを利する。
上兀(じょうこつ)
政務、就職、赴任、接待などを忌み凶。
下兀(げこつ)
政務、就職、赴任、接待などを忌み凶。
伏断日(ふくだんじつ)
繊維やアパレル業などの開始、建築の足場作り、上棟式、伐採などを忌み凶。
龍禁(りゅうきん)
橋を作り始めること、船を作り始めること、船に乗る、旅にでることを忌む。
反支(はんし)
陳述書、建議書、申請書、作品発表、告訴を提出に凶。
地火(ちか)
種蒔き、接ぎ木の類、月は火に属し、窯を作ったり、窯を修理することに凶。
赤松子忌(せきしょうしぎ)
結婚、新居に入る、新居の落成式などを忌む。
触水龍(しょくすいりゅう)
魚をとること、乗船渡水は凶。
復日(ふくじつ)
結婚に利する吉慶、喜び事があるとされる。葬儀、棺桶を出すことを忌む。
赤日(しゃっこう)
いざこざ、喧嘩、言い争いを忌む。
天地空亡日(てんちくうぼうじつ)
天空日は、就職、新居に入る行為などを忌む。
地空日は、埋葬、種植えを忌む。
往亡(おうぼう)
陳述書、建議書、申請書、作品発表、告訴を提出することを忌む。
就職、赴任、接待、出行、養子縁組、雇用、結婚、病気を治療するなどに皆凶。
月害(げつがい)
月害とは月建と六害となる地支で、凶神。野戦、放牧、耕種を忌む。
月刑(げっけい)
月建と相刑となる地支で、諸事皆忌むとされる凶神。
徳合が来たら解除するが、月破が来るとさらに忌むとされる。
太歳出遊日(たいさいしゅつゆうにち)
太歳出遊日の5日間は、太歳が臨む所の方位である。先賢は太歳は太歳をもって諸神は陰気を化すために、
出遊する方位が陽神であり制されるため、敢えて用いないことを提唱した。動土或いは修方は太歳遊方を避けたほうが宜しい。婚嫁による往来する方位としても避けた方が宜しい方位。
八節日(はつせつじつ)
冬至、夏至、春分、秋分、立春、立夏、立秋、立冬のことを「八節日」ともいう。
就職、赴任、接待、政務、陳述書、建議書、友人に会う、飲み会に参加、デート、外出、雇用、結婚、引っ越し、立券交易、狩猟などに凶。徳合、赦願が重なるとさらに凶。
死神(しにがみ)
十二健徐の「平日」と同じ日で、吉星が多くでていれば解除されるといわれているが、病院や治療は避けた方が良い。
入学、沐浴、剃頭、整手足甲、修飾垣墻、破屋壊垣、伐木、補足は凶となる。
五離(ごり)
會親友、結婚姻、問名、立券交易を忌む。
五墓(ごぼ)
立券交易、結婚姻、破土、解除、開市、上官赴任、出軍、裁種、納畜、安葬、修造動土、移徒、安床を忌む。
白虎(びゃっこ)
動土、興工して犯せば喪服の災い、牢獄、身体が傷つく。白虎は武職を象徴する。
白虎は皆、人を除害するもので、訴訟に用いれば吉となる。
官符(かんぷ)
動土、興工して犯せば訴訟の災い、裁判があるとされる。官符は文職を象徴する。
官符は皆、人を除害するもので、訴訟に用いれば吉となる。
大時(だいじ)
解除、安床、移徒、納采、問名、上官赴任、出行、豎柱、修築堤防、冠帯、挙正直、上梁、帰岫、上表章、求嗣、祈福、進入口、結婚姻、修造動土、開市、納畜、立券交易を忌むとされる。
遊禍(ゆうか)
解除、上表章、求嗣、祈福、受封、服薬、求医、療病を忌むとされる。
帰忌(きぎ)
遠行、帰家、移徒、嫁娶を忌むとされる。
八専日(はつせんじつ)
出軍、嫁娶を忌む。
五虚(ごきょ)
開倉庫、栽種、出財、放財、お金の貸し借りを忌む。
八風(はつぷう)
魚取り、乗船渡水、旅行を忌む。
徳合や六合で制化できるとされる。
天狗(てんぐ)
祈福、祭祀、求嗣、上官赴任、臨政、親民、服薬、結婚を忌む。
麒麟日、貴人登天門時は凶を無効化できる。
招揺(しょうよう)
行船を忌む。食堂を開くことなどに吉。
土瘟(どおん)
動土、穿井、安葬を忌む。
重喪(じゅうそう)
安葬、成服、除服を忌む。
天敗六不成(てんぱいりくふせい)
起造、合寿木を忌む。
天隔(てんかく)
出行、求官を忌む。十隔日の一つ。
林隔(りんかく)
出行、狩猟を忌む。十隔日の一つ。
地隔(ちかく)
裁種、安葬を忌む。十隔日の一つ。
神隔(しんかく)
祈福を忌む。十隔日の一つ。
火隔(かかく)
鼓鋳、針灸を忌む。十隔日の一つ。
山隔(さんかく)
出行、求官を忌む。十隔日の一つ。
鬼隔(きかく)
祭祀を忌む。十隔日の一つ。
人隔(じんかく)
嫁娶、進入口を忌む。十隔日の一つ。
水隔(すいかく)
開渠、穿井、乗船渡水を忌む。十隔日の一つ。
州隔(しゅうかく)
詞訟を忌む。十隔日の一つ。
以上です。
ここまで解説した「日家吉凶神」を暗記することで、擇日通書でその日のするべき行動がわかるようになります。
全てを覚えるのは難しいかもしれませんが、移動時間や隙間時間に少しづつ覚えると効率的です。
また、下記の記事でも日選びに参考になる情報をまとめていますので、合わせてご覧ください。