サウナブームが続く中、サウナーと呼ばれる人々が増えています。それに比例するようにサウナ専門の入浴施設も新規にオープンするなど、益々目が話せないサウナ界隈ですが、「ととのう」や「アウフグース」といった、サウナならではの言葉を聞くことも多いと思います。この記事では、サウナ界隈で当たり前のように聞かれる「サウナ用語」をわかりやすくまとめました。ここで紹介するサウナ用語を理解することで、もっとサウナを楽しめるようになるかと思われます。
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▼ここで紹介するサウナ用語
・ととのう
・温冷交代浴
・サ活(サ旅)
・サ道
・ロウリュ
・アウフグース
・オートロウリュ
・ヴィヒタ
・あまみ
・熱波師(アウフギーサー)
・サウナハット
・羽衣(はごろも)
・グルシン
・オロポ
・ディープリラックス
・乾式サウナ
・ケロサウナ
・しきじ
・汗蒸幕(ハンジュンマク)
・チムジルバン
■ととのう
サウナで「ととのう」を目的とする人は多いです。「ととのう」とは、サウナ施設で温冷交代浴により「β-エンドルフィン」が分泌されて、幸福感を得られる状態のことをいいます。
「ととのう」を体感するためには、「サウナ→水風呂で冷却→外気浴」を繰り返します。目安として、3セットを終える頃に、カラダが軽くなっていく感覚を覚え気持ちよくなるといわれます。
■温冷交代浴
サウナと水風呂を繰り返し交互に入ること。1回の温冷交代浴を1セットとする。
■サ活(サ旅)
サウナ活動のことで、サウナが好きな人が定期的にサウナに通うことを指します。また、「サウナー」いうサウナ愛好家の人々が「サウナ→水風呂→外気浴」をすることを目的に、サウナへ行くことも、サ活やサ旅といいます。
■サ道
サウナ大使で漫画家の「タナカカツキ」さん著作の書籍・マンガから由来する。
■ロウリュ
サウナストーン(サウナ室の石)にアロマ水などをかけて、熱い蒸気を発生させること。
■アウフグース
サウナストーン(サウナ室の石)にアロマ水などをかけて、蒸気を発生させてからタオルで熱風をサウナ室に循環させること。サウナ施設によっては「ロウリュ」イベントなどというが、タオルで仰ぐ行為はアウフグースである。
■オートロウリュ
一定時間で自動装置が動き、サウナストーンに水がかかることで蒸気が発生する仕組み。反対の意味にセルフロウリュがある。
■ヴィヒタ
白樺の枝を束ねたもの。
■あまみ
体の表面に現れる、赤いまだら模様のようなもの。
■熱波師(アウフギーサー)
熱波は「熱い蒸気」ですが、熱波師というアウフグースを行うサウナ職人のことを指します。
■サウナハット
熱波によって髪の毛が焼けるのを防ぐ役割があります。
■羽衣(はごろも)
サウナ→水風呂に入った際に、体に薄い熱の羽衣ができます。羽衣によって水が冷たく感じにくくなります。
■グルシン
水風呂の温度が1桁の意味。
■オロポ
ポカリとオロナミンCを割った飲み物。
■ディープリラックス
サウナ後に体が深くリラックスした状態を指す。ととのっている状態。
■乾式サウナ
ドライサウナ。湿度が10%前後のサウナ。
■ケロサウナ
ケロ材を使用したフィンランド式のサウナ。
■しきじ
静岡にあるサウナの聖地と呼ばれる名店。芸能人でも通う人がいるサウナ。
■汗蒸幕(ハンジュンマク)
薬石や黄土などを使ったドーム型のサウナ。韓国の伝統的なサウナ。
■チムジルバン
韓国の温浴施設で日本でいうスーパー銭湯のようなところ。24時間営業の施設が多い。
昨今のサウナブームでデジタル断捨離といわれる言葉を聞くようになりました。
日常では、スマホやPCなどの音や電波を発する端末に触れている時間が非常に多くなり、それに比例して同じ姿勢でいる時間が長くなり体の不調や疲れを感じる現代人が増えてきたように思います。
だからこそ、人々はデジタルデトックスができるサウナに魅力を感じるようになってきたのかもしれません。