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伏見稲荷大社の「見どころ」と「ご利益」を写真で簡単に解説!【京都市伏見区】

朱色の鳥居がずらっと並ぶ「千本鳥居」で有名な伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本社・総本宮です。伏見稲荷大社は口伝が整理されていることから、スピリチュアル界隈でも謎めいた神社といわれます。社殿が応仁の乱で消失し、歴史を読み解く書物がほとんど残っていないためです。一方で、京都の観光面では、外国人が選ぶ「日本の観光スポットランキング5年連続1位」となる、多くの参拝者が訪れる人気の神社となっています。この記事では、伏見稲荷大社の観光情報と合わせて、見どころ・ご利益・歴史などを順番に解説致します。特に繭気属性で風属性の人は相性がよいとされる神社になりますので、参考にしてみてください。

関連記事:京都の伏見稲荷大社への行き方(アクセス方法)の解説!


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伏見稲荷大社 写真で振り返る!

頂上までは約40分程度の時間がかかります。まずは、イメージしやすいように写真でノンストップで振り返ります。

大きな朱色の鳥居からスタート。

伏見稲荷大社 境内の案内図を見てもわかる通り、一日観光ができるほど広いです。

神隠しや迷子にならないよう、場所の確認はしておきましょう。

伏見稲荷大社の巫女さん。

伏見稲荷大社はイベント(祭礼と行事)が年間を通じて行われます。

「願いが通る」で有名な願かけ鳥居。初穂料1000円

千本鳥居の方へ。この周辺が一番人口密度が高い気がします。

奥之院の案内。

白狐絵馬800円。白狐絵馬の読み方は(びゃっこえま)と読みます。

頂上までここから、40分はかかります。初見の人はクタクタに疲れるかもしれません。

伏見稲荷大社で滝行を目的にくる人もいるようです。

▶︎ 薬力の滝の様子

山頂(一ノ峰)へ到着。

上社神蹟は強力なパワースポットといわれています。

次は、見どころを絞ってご紹介いたします。

伏見稲荷大社の見どころ一覧!

▼頂上までの道のりで見ておきたい場所。

①楼門
②本殿
③千本鳥居
④奥の院
⑤重軽石(おもかる石)
⑥根上がりの松
⑦熊鷹社(くまたかしゃ)
⑧一ノ峰(上社神蹟)

楼門

戦国武将の豊臣秀吉によって造営された「楼門(ろうもん)」。重要文化財に指定されており、神社の楼門としては最も大きいとされています。キツネ像が多くの参拝客を出迎えている様がとてもほっこりとします。

本殿

日本全国に祀られている稲荷神社の総本宮である伏見稲荷の「本殿」。五穀豊穣を司る五柱の神様が祀られています。

応仁2年(1468)の兵火により、境内の殿舎堂塔の全てが焼亡し、やがて仮殿の復興があったようですが、その後に諸国へ勧進が行われようやく明応8年(1499)に再興されました。

伏見稲荷大社

千本鳥居

伏見稲荷大社の代名詞である「千本鳥居」。「千本」と数字がついていますが、実際は、約800基の鳥居がトンネルのように連なっています。

鳥居は、「人間が住む俗世と神域の境界の印」ともいわれ、稲荷山全体では鳥居が約1万基以上もあるとされています。江戸時代から今も鳥居は奉納され、現在も数が増え続けているそうです。

奥の院

奥社奉拝所、一般には「奥の院」と呼ばれ、次に紹介する「おもかる石」がある参拝所になります。伏見稲荷大社の大社マップでは、奥社奉拝所と記されています。

重軽石(おもかる石)

奉拝所の右奥に「おもかる石」という石があります。願い事を念じて石を持ち上げたとき、その石が「軽く感じる」なら願いが叶い、「重く感じる」なら願いが叶う日は遠いという言い伝えがあります。夢や目標がある人は試してみることで、新たな目標設定する判断もできる可能性があります。

根上がりの松

奇妙な根っこの生え方をしていて、根っこが地面より上に上がっています。株の根が上がるということより、証券会社の人におすすめの参拝所です。

熊鷹社(くまたかしゃ)

熊鷹社(くまたかしゃ)は外国人にも大人気のパワースポット。神秘的でロウソクの炎が幻想的。伏見稲荷の中でも一番パワーがあると噂があります。

また、熊鷹社の後ろにある池は、谺ヶ池(こだまがいけ)または、新池と呼ばれています。

下記の参拝を行うとよいとされます。

▼参拝方法

熊鷹大神で願い事や頼み事などをする。

谺ヶ池の畔で柏手を二回行う。

幸運を示す方角から谺(こだま)が返って来る。

この際、谺(こだま)が、近くから返って来たと思えば願い事は早く叶い、遠くから返って来たと思えば願い事の成就は遠くなると言い伝えがあります。また、谺(こだま)が返ってくる方角には、人探しや失踪人が見つかるヒントがあるともされます。

一ノ峰(上社神蹟)

稲荷山の最高峰(標高 233m)に位置する一ノ峰(いちのみね)。末広大神(すえひろおおかみ)を祀った神蹟で、芸能や商売繁盛、金運上昇などのご利益がありパワースポットとしても知られています。

上社神蹟の読み方は「かみのやしろしんせき」と読む。多くの参拝者はこの山頂を目指して山を登ってきます。

ここまで、伏見稲荷大社の見どころをご紹介いたしました。

伏見稲荷大社のご利益は?

伏見稲荷大社のご利益は、古来より五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神様として、全国の人々の篤い信仰を集めています。豊臣秀吉が母親の病気平癒を願ったという逸話から、病気全快、安産のご利益もあるとされます。

また、伏見稲荷大社は、繭気属性で風属性の人が特に相性がいいとされます。

■五穀豊穣(ごこくほうじょう)
五穀豊穣は農作物が豊作になること。「五穀」はイネ、ムギ、アワ、キビ、マメなどの穀物を指しています。

古くは朝廷が、雨乞いや止雨と共に五穀豊穣を願われたり、国の安穏を願われるなど公の願い事が多く記録されています。

■商売繁昌(しょうばいはんじょう)
「穀物が豊かに実るように商売も実らせてくれる」との考え方から、「商売繁盛」もご利益とされています。

当社の御祭神である宇迦之御魂大神は、保食神とも称し、繁栄のご神徳があります。商売と事業の繁昌、事業所と従業員の皆様の安全を祈願します。

■諸願成就(しょがんじょうじゅ)
鳥居の語源に「通る」の意味があると言われており、願い事をする際は鳥居をくぐりながら行うと、願いが通るとされていることから、諸願成就のご利益があるといわれます。千本鳥居を通る際は頭に願い事や夢、目標をできるだけイメージした方がよいとされます。

願い事が「通る」或いは「通った」御礼の意味から、鳥居を感謝のしるしとして奉納することが江戸時代以降に広がった結果です。

■家内安全(かないあんぜん)
家族に事故や病気がないことが幸せに生きるためには不可欠です。

ご家族の安泰と健康、尊家の益々の隆昌を祈願します。

■交通安全

当社の御祭神である佐田彦大神は、別名猿田彦大神とも称し、交通安全、道中安全の神として有名です。ご神前で自らの心に安全運転を誓い又、自動車を購入した時などに道中安全を祈り誓う祈願です。

■厄除

厄年とは人生の節目、転換期として、古来より慎み忌む年とされています。特に数え年で男性の42才、女性の33才は大厄としており、その前後の年は「前厄」「後厄」とされています。稲荷大神様のご神前で、この年をつつがなく過ごすことの出来るようお祈りいたします。

※公式アナウンスまたは、できる限り信憑性が高いものを抜粋しています。

参考:伏見稲荷大社 ご利益
https://inari.jp/grace/

参考:伏見稲荷大社 よくあるご質問
https://inari.jp/about/faq/

稲荷大神とは?

「お稲荷さん」と親しまれている稲荷大神は日本人に最も身近な神さまで、五穀豊穣、商売繁栄、殖産興業、開運招福、火防(ひぶせ)の守護神として、広大無辺のご神徳を慕って多くの人々に崇敬されています。

出典:笠間稲荷神社

キツネは稲荷大神のお使いで、神さまそのものではないそうです。キツネがお使いとして選ばれたのは、稲荷大神が農業神であるためといわれます。

「イナリ」の語源については諸説があり、「イナリ」は「イネナリ(稲成、稲生り)」で、稲が育つさまを表しているとも、「イネカリ(稲刈)」の「刈」が「荷」に誤られたとも、また「イナニ(稲荷)」が「イナリ」に転訛したとも言われています。稲荷大神はご神名を宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と称し、「ウカ」とは「貴い食物」を意味します。つまり宇迦之御魂神とは、「稲に宿る神秘的な精霊」を表し、五穀をはじめ一切の食物を司る神さま、生命の根源を司る「いのち」の根の神さまです。

出典:笠間稲荷神社

おまけ 鳥居のない横道にも見どころはたくさん!

伏見稲荷大社は、鳥居に沿って歩いていく以外にも様々なルートがあります。

例えば・・こんな道▼

気になって進むしかありません。

しばらく迷いながら、歩いていると大岩神社之社の説明を発見。

岩龍大神。風水でいう龍脈と噂もあります。

龍が宿る場所には、パワーがあるといいますが、この周辺は気が整っている感覚があります。

御劔の瀧(みつるぎのたき)

不思議と、ここまで引き寄せられました。そして、この周辺で竹藪の道が気になりさらに奥に進みます。

「伏見稲荷大社の行ってはいけない」ところだったかもしれません。

急に平衡感覚がなくなり、竹藪に囲まれました(汗)

不気味に思い、来た道を引き返します。

伏見稲荷大社 下山ルートにて

玉姫大神。

豊川大神。

伏見稲荷大社のお土産は縁起が良さそうなものばかりです。

屋台もありますが、伏見稲荷大社では、雀の丸焼きが有名なようです。

次回チャレンジしてみたいと思います。

伏見稲荷大社の基本情報

▼御朱印のいただける場所
①伏見稲荷大社・本殿
②伏見稲荷大社・奥社奉拝所
③稲荷山の御朱印(御膳谷奉拝所)
④伏見神宝神社

世界中から観光客が訪れるパワースポットとして人気の伏見稲荷大社。「稲荷山は人を試す」という言い伝えもあり、この記事を読んで、伏見稲荷大社へ行きたくなった人は、下記のアクセス情報を参考に参拝へ行ってみてください。

【神社名】伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)
【御祭神】▼稲荷大神
・宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
・佐田彦大神(さたひこのおおかみ)
・大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
・四大神(しのおおかみ)
・田中大神(たなかのおおかみ)
【ご利益】・五穀豊穣
・商売繁昌
・家内安全
【電話】075-641-7331
【定休日】年中無休
【営業時間】24時間参拝可
ご祈祷 8時30分~16時30分(受付16時)
【駐車場】無料 収容台数175台
【住所】京都府京都市伏見区
深草薮之内町68番地(MAP
【アクセス】▼電車
・JR奈良線稲荷駅の目の前
・京阪電鉄の伏見稲荷駅から徒歩5分
トラベルクエスト

都会で10年過ごした後、フラフラと旅をしながら生活するようになりました。全国、様々な場所へ出没します。「トラベルクエスト」を通じて、旅に関する情報をお届け致します。