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先斗町の読み方は?夕暮れの先斗町通りの観光がおすすめ!|京都市中京区

先斗町と呼ばれる京都の人気観光スポットがあります。京都の観光地として河原町は有名な場所ですが、ここで紹介する「先斗町通り」は京都屈指の歴史と風情ある観光通りです。グルメも豊富で、隠れ家的なレストランやバーが多く味のある雰囲気のお店が並んでいます。ここでは、夕暮れ時の一番写真が綺麗に撮れる時間帯を散策してきましたので、ぜひご覧ください。


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先斗町通りの歴史や由来とアクセス

先斗町通りはどの辺?

場所をわかりやすくいえば、「木屋町通」と「鴨川」に挟まれた細い路地のことを先斗町通りといいます。

四条通りの鴨川西詰の交番近くに「先斗町」と書かれた看板があります。先斗町通りはここから、北へ500メートル延びている細長い通りです。(先斗町の石碑と駒札:MAP

▼赤く囲ってある地域。

先斗町は何て読む?

先斗町通りは「せんとちょう」ではなく「ぽんとちょう」と読みます。「ぽんと」の由来は、鴨川と高瀬川の間の細長い地域の鴨川に面した方(先の方)に家が建って、西の方は(ノッペラボー)だったことから、「ばかりの町」と言われ、それが「せんと町」→いつしか「ぽんと町」になった説があります。

他にも諸説あり、有力なのは下記です。

先斗町の語源については、東が鴨川(皮)、西が高瀬川(皮)、皮と皮にはさまれた鼓を叩くとポンと音がするのをモジって、ポント町の名が生まれたとも、ポルトガル語のPONTからきているとも言われています。

参考:先斗町の歴史 | 京都 先斗町のれん会

先斗町の昔はどんな場所だった?

先斗町は江戸時代、先斗町遊郭(ぽんとちようゆうかく)として、「赤線」と呼ばれる地域でした。遊郭の範囲は南北に長く、高瀬川を行き交う船頭や旅客を相手に栄えた歴史があります。その範囲は四条通を南に越え西石垣通の斎藤町まで及ぶほど広範囲でした。

今ではその名残を残しつつ、レトロな建築物が観光客を惹きつける写真映えする人気スポットとなっています。

先斗町通りを歩いて観光!グルメや食べ歩きも楽しめるスポット!

写真右の提灯がぶらさがったお店は「先斗町 いづもや」という「うなぎ料理」で有名なお店。(MAP)川床・鴨川納涼床といわれる鴨川を眺めながら屋外での食事が楽しめる京都らしいお店です。

夕暮れに着物を着た女性が歩いているだけで絵になります。

▼京料理のお店も充実しています。

さらに歩いていくと・・

雰囲気あるバーの看板などもチラホラ見かけます。

路地裏を覗くと、奥にはお店がある様子。とても雰囲気がある場所です。

この細長い道は縦に長く、観光客がゆっくりと散策しています。

観光客向けの飲食店も多く、美味しそうです。

JAZZやウイスキーと書かれた看板もいくつか見かけます。外国人が好みそうなお店が多く、実際に外国人観光客がお酒のお店に入っています。夕方からは飲み屋が多く営業しているので、夜も楽しめる観光通りですね。

▼先斗町公園(MAP

小さな丘があり、丘の上からは山と鴨川が見えます。ここは、戦争中焼夷弾による火災を防ぐ為の空き地が、公園になったそうです。

歩き疲れたら休憩するのにちょうどいい場所です。さらに奥に進むと、先斗町歌舞練場があります。(MAP

▼2024年5月1日〜24日までの期間「鴨川をどり」が開催されます。

鴨川をどりは明治5年から、先斗町歌舞練場で上演される舞踊公演のことです。京都の伝統的な行事であり歴史あるイベントといえます。詳細は先斗町・鴨川をどり公式サイトをご覧ください。

先斗町通りを散策しました。夕暮れに沈む細道に多くの観光客が訪れるのも納得です。ただ、散歩しただけで京都を感じることができます。

先斗町通の基本情報

京都を代表する花街だった先斗町(ぽんとちょう)。京都らしさがぎゅっと詰まった魅力的な通りです。ただ歩くだけで京都にきたと感じられるスポットなので、ぜひ訪れてみてください。

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【スポット】先斗町(ぽんとちょう)
【公式HP】https://www.ponto-chou.com/
【住所】京都府京都市中京区石屋町〜鍋屋町一帯
▶︎先斗町の石碑と駒札が目印(MAP
【アクセス】・阪急京都河原町駅1A出口から徒歩約2分
・京阪祇園四条駅7番出口から徒歩約3分
・京阪三条駅5番出口から徒歩3分
・地下鉄京都市役所前駅1番出口から徒歩約5分