東本願寺の飛地境内地の庭園とされる渉成園(しょうせいえん)。徳川家光、石川丈山によって作庭された庭園です。庭園には四季折々の花が咲きほこり、春夏秋冬で様々な景色を楽しめる観光スポットです。京都駅から近く、東福寺へ行くのと合わせて訪れる観光客も多い人気スポットです。この記事では、渉成園の歴史や見どころを写真と合わせてご紹介します。
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渉成園の読み方は「しょうせいえん」と読みます。
渉成園は東本願寺の飛地境内地で、別名で枳殻邸(きこくてい)といわれます。
邸宅周辺に枳殻の生け垣をめぐらせていたことに由来するそうです。
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■開園時間
夕方には閉園してしまうので、注意が必要です。
【3月~10月】9:00~17:00(受付は16:30まで)
【11月~2月】9:00~16:00(受付は15:30まで)
■入場料金
一人につき500円以上。
渉成園は、庭園維持寄付金という入場料がかかります。
500円お支払いすると、変わりに「渉成園ガイドブック」がもらえます。
渉成園の案内図です。約1万6千坪の広大な敷地を有する渉成園はとても広いです。
▼案内版に書かれた見どころは下記となります。
高石垣
臨池亭
滴翠軒
代笠席
園林堂
蘆菴
傍花閣
侵雪橋
縮遠亭
回棹廊
丹楓渓
印月池
源融ゆかりの塔
閬風亭
漱枕居
ここからは、写真で振り返ります。
滴翠軒と看板にも書かれていますが、昔の日本の映像が思い出されるような綺麗な建物と池です。
印月池は渉成園の面積のうち、約6分の1を占める大きな池です。
回棹廊は檜皮葺の屋根を持つ橋です。非常に味があって綺麗な橋です。
京都タワーが見えます。
奥に映る建物が漱枕居です。
観光客が多くいましたが、ツアー客のイベントでしょうか。
僧侶によるおもてなし舟旅ツアーがあるようです。(参考)
傍花閣周辺は桜が咲く季節にはお花見も楽しめます。桜の写真を撮っている観光客がたくさんいました。
「お東さん」の名前で親しまれる「東本願寺」の飛地境内にある庭園です。渉成園へのアクセスは京都駅から徒歩で行ける距離にあります。東本願寺や西本願寺への観光と合わせて行かれるとよいでしょう。
【スポット】 | 渉成園(しょうせいえん) |
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【電話】 | 075-371-9210 |
【参観時間】 | 3~10月|9:00~17:00 11~2月|9:00~16:00 |
【入場料金】 | 【大人】500円 【高校生以下】250円 |
【駐車場】 | あり/10台 |
【住所】 | 京都市下京区下珠数屋町 通間之町東入東玉水町(MAP) |
【アクセス】 | 公共交通:JR京都駅→徒歩10分 車:名神高速京都東ICから10分 |