日本では、家探しや賃貸物件を探す際に「駅から徒歩何分か」などを条件に挙げる人がいます。しかし、風水では駅近の土地のことを「火車殺」といい、駅近の物件に住むと不幸になるといわれています。風水では、列車が通る度に激しく大地が振動することが人に悪い影響を与えるとされ、人間の陽のエネルギーと比較しても、電車の悪いエネルギーが勝るからです。本記事では、「火車殺」がなぜダメなのか、線路沿いの家は止めた方が良い理由などを解説致します。
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風水の世界では、駅近、線路沿いに住むことは「火車殺(かしゃさつ)」といい、運気が下がるといわれています。
「線路沿いの家は止めた方が良い」
「線路沿いの家は風水がよくない」
など、一度は聞いたことがあるかもしれません。
実際に、多くの風水師が、警鐘を鳴らす「住んではいけない風水条件」の一つとして「駅近の物件」を挙げています。
陽気が上昇するスタート地点の大地は、土が動く(土用、戊己都天、夾都天、太歳)を忌み嫌がるため、線路が近い駅近の土地は、凶作用が働くと風水では考えられているためです。
具体的には下記のような条件に当てはまる物件はすべて凶の力が作用するとされています。
▼火車殺(錦糸町)の例
ざっくりですが、赤い範囲は火車殺ともいえます。
賃貸では、「駅近で徒歩圏内の物件」が人気になることが多いですが、できれば辞めた方がよいでしょう。
風水では、電車の音が聞こえたり、電車が見えるような土地は火車殺の影響を受けるとされています。
火車殺の悪い影響には、「精神薄弱、鬱、突然の災難、落ち着きのなさ、事故に合う」などがあります。また、自宅からみて、どの位置に列車が通過するかで象意も変わるそうです。
具体的には、
「家の正面を列車が通過する場合は金運」
「家の背面を列車が通過する場合は健康運」
に悪影響を及ぼすといわれています。
火車殺の物件に該当する場合でも、すぐに引越しができない場合にはどうすればよいでしょうか。持ち家の場合には、玄関の前に塀や門を設置することで対策したりできますが、賃貸の場合には対策が難しいといえます。
やはり、賃貸の場合には引越しするしかありません。どうしても引越しができなく対策がしたい場合には、玄関の外に獅子のグッズなどを置くことで、悪い気を跳ね除けれるとされています。獅子は外からの殺に万能のアイテムです。
注意点としては、屋内には置かないことです。屋内では、獅子は暴れるため、怪我、事故、破財を招くといわれています。また、獅子以外の対策には、麒麟のアイテムや防音カーテンなどもおすすめといわれています。
ここまで対策を述べましたが、これらは一時凌ぎに過ぎません。基本的に「引越し」以外には、火車殺への対策はないと思った方がよいため、家を借りたり住居構えることを検討している人は、知っておくとよいはずです。
ここまで、火車殺について解説しましたが、実際のところ、一つの疑問が生まれます。
「昼間は家にいないから関係ない」または、「線路沿いの家がよくないのはスピリチュアル」と思う人もいるでしょう。
実際、不動産の内見などで、「昼間は電車の音が気になりますが、夜は大丈夫です。」などといわれることがあります。加えて、自宅にいる時間がそもそも少ないので、風水は気にしなくても平気という人もいます。
しかし、実際に多くの人は睡眠時間を合わせると1日の約3分の1は自宅で過ごすはずです。
さらに、夜間には電車が走っていなくても、線路の整備や作業員が動いていることがあります。加えて、線路沿いといえば、人身事故があった場所から近い場合なども想定できますし、電磁波の影響があることも想定できます。
重要なのは、線路が見えていること自体が風水ではよくないとされていることです。
スピリチュアル的な要素にも思われるかもしれませんが、例えば、ネットにも下記のような線路沿いの土地の体験談があります。
自分は火車殺に住んで4年なんですが、こっちに来てから、いろんな運気が下がったり、両親の夫婦仲も悪くなるばかりです。やっぱり火車殺はよろしくないのでしょうか。また火車殺の物件の風水的対処などありますか?
Yahoo知恵袋
火車殺はすぐに実感することはないかもしれませんが、やがて仕事や生活に支障がでてくる可能性は否めません。
つまり電車という鉛の塊が高速で行き交う場所、そして、線路というその道が通じる場所には、悪い気そのものが作用します。予め注意しておくに越したことはないでしょう。
引越しを検討する際は参考にしてみてください。