アフリカ大陸は今、人気の旅行・観光先として注目されている国です。特に、アフリカの北端に位置するモロッコはさまざまな魅力を持ち、日本人女性にも人気がある国です。観光だけでなく、手工業が発達したモロッコには素敵なお土産がいっぱいあります。ここでは、そんなモロッコでおすすめのお土産13品を、雑貨や化粧品、お菓子などカテゴリーごとにご紹介します。
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モロッコには色鮮やかで可愛い雑貨や、日本人の口にも合うお菓子など、たくさんのお土産があるのも人気です。今回は「化粧品」「雑貨」「ファッション」「お菓子」の4つのカテゴリーの中から、合計13個のおすすめしたいモロッコのお土産をご紹介します。
モロッコには日本では採取できない原料を使った化粧品があり、女性や、女性へのプレゼントを探す観光客に人気があります。
バラ水とも呼ばれる「ローズウォーター」は、バラの花びらを蒸留して作られる液体で、アジアから中東、ヨーロッパの広い地域で宗教や食用、化粧品や医薬用、香料として用いられてきました。ちなみにモロッコの国花はバラです
化粧品としての「ローズウォーター」は、化粧水としてそのまま使用します。香りが良いので香水として、また、ヘアミストとして髪に使用する人もいます。可愛いボトルに入って売られていることが多く、小さいものはバラマキ土産としても人気です。
「ローズウォーター」は、アルコールを混ぜてあるものからバラ水100パーセントのものまであるので、品質に注意して購入するのが賢明です。
「アルガンオイル」はアルガンノキから採れるオイルで、搾油するには非常に手間がかかるため、世界的に見ても希少なオイルです。
「アルガンオイル」は古くからモロッコで化粧品として、また食用や薬用として利用されてきました。20世紀後半にビタミンEや不飽和脂肪酸の量が科学的に示され、化粧品としての評価が高まりました。
保湿力に優れた「アルガンオイル」は、そのまま肌に塗っても香料など他のものを合わせても使えます。
モロッコでは「アルガンオイル」は日本の何分の1かの値段で購入できます。モロッコではぜひまとめて購入しておきたいお土産です。また、日に当たると劣化するので、冷暗所で保管するのがおすすめです。
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手工芸品にあふれているモロッコでは、可愛くてカラフルな雑貨はお土産の定番です。スーク市場などへ観光へ行くと、山積まれたキュートな雑貨をたくさん見かけるはずです。
「ミントティーグラス」は、モロッコではミントティーをよく飲み、お土産店で振る舞われることもありますが、そのミントティーを入れる小ぶりのグラスがとてもおしゃれなのです。
モロッコの「ミントティーグラス」はたいてい高さ10センチほどの細長いガラス製です。色ガラスが使われていたり、金彩などで優雅な模様が描かれていたりして、実用的には小さすぎる感がありますが、インテリアや小物入れなどとして人気のお土産になっています。
「ミントティーグラス」は色違いで何個かセットで売られいることも多いので、1セット購入し、何人かで分けるのもおすすめです。
また、他には下記のような独特な形のミントティーを飲むための「ガラスのティーポット」などもお土産におすすめです。
「キーホルダー」は、キーホルダーは世界中どこでも見られる定番のお土産ですが、それぞれの国の特徴が表れていて面白いものです。モロッコでは小さなタジン鍋や、後述のバブーシュ(履物)などが付いたものがモロッコらしくてユニークです。
女性に人気のキーホルダーは、タッセルが付いたものです。革やシルクなど素材は色々で、バッグ類につけるとグッとおしゃれになります。前述のカゴバッグとセットにするのもおすすめです。
モロッコを含む北アフリカ諸国で見られるモチーフの1つに「ファティマの手」があります。目玉がついた手の形なのですが、邪気を追い払うお守りのようなものです。この「ファティマの手」がキーホルダーのなったものは、異国情緒たっぷりのお土産になります。
「タジン鍋」は、日本でも知られるようになった「タジン鍋」は、とんがり帽子のような独特の形をした陶器の鍋で、無水調理ができるので素材の旨みを失わないと人気の調理器具です。
モロッコはタジン鍋料理の発祥エリアに属しているため、町には多くの「タジン鍋」を見ることができます。カラフルで可愛らしい「タジン鍋」は、料理好きの人なら是非買って帰りたいものです。
「タジン鍋」は土鍋なので重さや取り扱いにはそれなりの覚悟や注意が必要ですが、塩などの調味料を入れるくらいの小さなものもあるので、インテリア的に使いたい人は小サイズのものをおすすめします。
「カゴバッグ」は、ヤシや水草を原料とし、籠編みの技術を活かして作られています。ボリューム感があるため、スークでもひと際目立つ存在です。
カゴバッグはファッション用の小さなものから、インテリアバスケットなどに使える大きなものまで、大きさも色形もそして値段も千差万別です。ハンドメイドなので同じものはほどんどないといってよく、気に入ったものがあったら値段交渉をしてその場で買ってしまうのがおすすめです。
カゴバッグは持ち帰るにはそれなりにかさばる品ですが、日本ではそれなりに値段がしますので、現地で一つは買っておきたいお土産です。
ファッション関連のモロッコのおすすめのお土産3点をご紹介します。モロッコには素敵なファッション小物も売られているので、それらをお土産にするのもおすすめです。
「ジュラバ」は、民族衣装である「ジュラバ」は、ダボっとしたフード付きの長袖ロングワンピースといった形のものです。
「ジュラバ」きつい日差しを避けるために発達した衣服で、男性用のものは味気ないデザインのものが多いのですが、女性用は数種類の生地を組み合わせたり、タッセルなどの飾りを付けたりと、おしゃれに仕上げられているものも多く見られます。
時間にゆとりがあれば、自分好みの生地を選んで「ジュラバ」をオーダーメイドすることもできます。日本に帰国した後は、室内着やパジャマとして利用する人も少なくないそうです。
モロッコのストール」です。イスラム圏では女性は髪を隠す場合も多く、ストールや大判のスカーフを頭にかぶっています。モロッコもイスラム教の国であるため、実に様々なストールが売られています。
「ストール」は宗教的なファッションとしてだけではなく、暑い日差しを避けるという実用的な役目もはたしますし、モスクなどでは肌を覆う役割、冷房がきつい場所では冷気除けにも使えます。
海外旅行に必需品であり、ファッションアイテムとしても使えるストールは、何枚あっても困ることはありません。モロッコではリバーシブルのストールなども売られているので、探してみてはいかがでしょうか。
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モロッコでおすすめのファッションアイテムは「バブーシュ」です。
「バブーシュ」とはスリッパのような履物で、起源はペルシャとも言われていますが、モロッコの代表的なお土産になっています。店先に並ぶバブーシュは色とりどりで、見ているだけで明るい気分になります。
「バブーシュ」は牛や羊の革で作られ、革の種類によって肌触りに違いがあります。安価なものは臭いがキツイ場合があるので、購入の際にはよくチェックした方がよいでしょう。
現地にはエキゾチックで珍しいお菓子がたくさんあります。美味しいと評判のお菓子や、モロッコらしい甘味のおすすめの、お菓子5種をご紹介します。
デーツとは、ナツメヤシの実のことです。モロッコではドライフルーツが多く見られますが、お土産としておすすめなのが「ドライデーツ」です。ナツメヤシの実を乾燥させたもので、非常に甘い食べ物です。
「ドライデーツ」は栄養価が高く、糖分の他、食物繊維や鉄分、葉酸、カリウム、マグネシウムなど、実にたくさんの栄養素を含み、貧血や美肌、アンチエイジングに効果があると日本でも注目が高まっています。
モロッコの「フェッカ」です。ビスケットより硬めで食べごたえのあるビスコッティのようなお菓子で、アニスの種やミカンの香油が入ったとてもモロッコらしいお菓子です。
「フェッカ」は甘すぎず、日本人の口にも合うお菓子なので、職場などでティータイムに皆で分け合ったりするのにもおすすめです。
モロッコの「アムルー」です。「アムルー」は、アーモンドペーストにアルガンオイルやハチミツを混ぜて作られている、ジャムのようなクリームのようなペーストです。
「アムルー」はジャム代わりにパンに塗ったりクラッカーに乗せたりして食べるのがおすすめです。料理好きな人なら、お菓子にアレンジしたり用途も広がることでしょう。
日本人の口にも合うと、お土産として人気の「orientineのクッキー」です。1つ350円前後で、価格の割にパッケージに高級感があり、見栄えもします。
「orientineのクッキー」のフレーバーはチョコレート、レーズン、オレンジなどなどたくさんのラインアップがあります。現地の添乗員もおすすめする間違いないお土産です。
モロッコの「HATARIのクッキー」です。HATARIはモロッコを代表するお菓子のメーカーで、その製品は町なかのスーパーマーケットで容易に探すことができます。
「HATARIのクッキー」はプレーンなものからクリームがサンドされたものまで、色々あります。また、パッケージも箱や缶があり、サイズも豊富なので、目的や運びやすさを考えて選ぶことができるのも人気です。
以上、アフリカのモロッコで人気のお土産13点をご紹介致しました。
日本と習慣が違うモロッコでお土産を購入する際には、服装には注意してください。モロッコはイスラム教の国の中では寛容な国ですが、タンクトップやショートパンツなど露出の高い服装はショッピングの際でも避けた方がよいです。
モロッコの商店や露店では、商品に値段が付いていないことがしばしばあり、値段を聞いたり交渉をしたりしなければなりません。提示された半額くらいには値下げしてもらうつもりでいた方が無難です。まとめ買いをすると値引き率が大きくなることが多いので、覚えておくとよいでしょう。