プレゼントにもらって嬉しい定番のチョコレート。チョコレートの原料であるカカオ豆にポリフェノールが豊富に含まれていることから、カカオの効能を前面に売り出したチョコレートがトレンドです。そのため、健康のためにチョコレートを食べるという人も増えてきています。中でも、高級チョコは、安いチョコと比較した場合、カカオの分量や、チョコの味や成分が大きく違います。カカオの深い味わいを感じる品質の良さを感じられるのも高級チョコの魅力です。少しお高めの高級チョコレートは贈り物やプレゼントでも喜ばれることが多い商品です。本記事では、国内と海外のブランド超高級チョコレートを紹介します。
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チョコレートはスイーツと同様に、世界的なコンクールがあります。
ここから紹介するチョコレートは、世界的に有名で人気のチョコレートです。
目次:
ピエールマルコリーニ
DELREY(デルレイ)
GODIVA(ゴディバ)
CAFFAREL(カファレル)
COVA(コヴァ)
BVLGARI IL CIOCCOLATO
ファブリス・ジロット チョコレート
CHAPON(シャポン)
ラ・メゾン・デュ・ショコラ
HUGO&VICTOR(ユーゴ&ヴィクトール)
Galler(ガレー)
パティスリー・サダハル・アオキ・パリ
MARIE BELLE(マリベル)
海外ブランドの高級チョコレート「ピエールマルコリーニ」です。
ベルギーのアトリエで作られるピエールマルコリーニ氏のとこレートは、こだわりが高く、世界中の農園でカカオの状態を見て選別しています。
ピエール氏本人がカカオの選別から焙煎、調合に至るまでかかわっているのは世界的にみても珍しく、日本での販売チョコレートも全てベルギーのアトリエで作られたものです。
コフレ フルール セレクション 7個入り
ショコラボックスは宝石箱のように美しく、進化していく中で常に最高級を目指す超高級チョコレートです。一粒250円から300円の少し高めの価格ですが、カカオの工程から販売店での空調まで管理するピエール氏のこだわりチョコレートは絶品です。
▼ピエールマルコリーニ銀座本店
「デルレイ」はベルギーの最高級チョコレートブランドです。
ベルギーチョコレートの濃厚なソフトクリームが銀座店で味わえます。アントワープで1949年に創業されて以来の人気を誇る「デルレイ」ですが、アントワープの本店以外で味わえるのは、世界で日本だけです。
ダイヤモンド形をしたチョコレートが印象的で、一粒500円という価格の高さは特に最高のリキュールなどを詰めた特徴ある味わいからです。
ダイヤモンドボックスは特にプレゼントに人気があり、チョコレートがダイヤモンドの形をしていて、箱も同じダイヤモンドのデザインが印象的です。
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▼デルレイ 銀座ショコラトリー
ゴディバ チョコレートケーキ
GODIVA(ゴディバ)は、ベルギーチョコレートの代表ともいえる知名度の高い超高級チョコレートがですが、日本でもインターネットで気軽に買えるチョコレートです。
ゴディバはベルギー王室御用達の伝統ある海外ブランドですが、伝統を護りつつ新しいフレーバーの開発も常に進めています。
ゴディバは海外の超高級チョコレートらしくベルギー国内に5000店舗のお店があります。チョコレートの他にクッキーやアイスも展開しています。一粒づつに「G」の刻印が入るチョコレートは風格を感じます。
チョコレートが入る箱にはGODIVAの文字と女神が馬に乗ったロゴがゴージャスです。チョコレートを味わった後でも、箱を捨てずにアクセサリー入れにしたいほどです。
▼ゴディバ ジェイアール京都伊勢丹
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CAFFAREL(カファレル)はイタリアの老舗ブランドチョコレートです。1826年にイタリア北部の町トリノで最初のチョコレート会社を創業者したピエール・ポール・カファレルは世界中にグルメとして紹介されました。
カラフルなアルミホイルに一粒づつ包まれたチョコレートは、ヨーロッパ貴族のご用達チョコレートとして、可愛さだけでなく、高い品質と味わいで愛されてきました。
カラフルなアルミホイルに包まれたチョコレートが可愛いきのこ型の容器に入った「きのこポット」は海外でも日本でも大人気のおすすめ商品です。
カファレル神戸北野本店には「きのこポット」を始め2004年からカファエルの意思を守りつつ、国内のファンにも愛されています。宝石店のように一粒づつ大切に作られた超高級チョコレートがショーケースに並べれられています。
▼カファレル 神戸北野本店
COVA(コヴァ)はイタリアで最古の菓子店です。ミラノの中心地からお洒落の代表店としてカプチーノやエスプレッソを焼き菓子と楽しむ事がステイタスとされていました。
創業1817年という老舗のイタリアミラノの洋菓子店が作るチョコレートはヘミングウェイの小説にも登場し、北イタリアの伝統チョコレートであるヘーゼルナッツを入れたチョコレート、ジャンドゥイヤは不動の人気チョコレートです。
イタリアミラノといえばファッションの発信基地でもある洒落な町ですが、ファッションリーダーのモデルたちにも人気のジャンドゥイヤです。
モデルさん達がチョコレートを食べるというのは、チョコレートの効能の項目のところでもご紹介しましたが、チョコレートが良薬とされていた時代からの伝統工法を護り、保存料まどの添加物を使用していない自然派のチョコレートだからです。
▼Cova Montenapoleone
BVLGRI(ブルガリ)のチョコレートはイタリアの高級ブランドです。ファッションでも人気の高いブルガリのチョコレートフレーバーはイタリアの食文化をそのままチョコレートで表現しました。
シチリアのレモン、ピスタチオ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、高品質のバルサミコ酢、サフラン、ホワイトトリュフ、ワイン、バジル、トマトとまるでイタリア料理の食材のようです。
特に力を注いで人気となっているのは、季節の限定チョコレート「チョコレートジェムス」はこだわり素材を使ったチョコレートシリーズです。日本の素材を使った商品ではオーガニックの奈良県産抹茶、京都の玉乃光酒造の日本酒などがあります。
「チョコレートジェムス」は旬な厳選素材をその季節の期間限定で販売されているシリーズですので、一粒が1500円と高いです。超高級チョコレートとの風格は宝石のように美しいです。
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「ファブリス・ジロット」はフランスの超高級チョコレートで、ファブリス・ジロット氏がショコラティエです。26歳の時に最年少でフランス菓子の最高位M.O.Fを取得した天才ショコラティエです。
一口サイズのボンボンショコラには、様々な個性的な素材が使われています。ぶどう畑の桃やタンゴン、ジャスミン、ラベンダーなどの香りでも楽しめるチョコレートです。
コーティングの可愛らしさにも人気があります。サクサク食感のヘーゼルナッツがカカオ40パーセントのミルクチョコレートが味わえる「イレジスティブル」はピンク色の箱に入っています。
花形のチョコレートやテントウ虫のチョコレートは箱のパッケージもいかした花畑のような賑わいで女性へのプレゼントにおすすめです。
日本には店舗がなく、通販も一部のサイトでしかりません。
▶︎ Fabrice Gillotte(海外のサイト)
CHAPON(シャボン)のチョコレートは、パトリス・シャボンが焙煎するカカオ豆だけを使ったチョコレートで、種類は約400種類にもおよびます。
「ショコトリーシャボン」というフランスパリの近郊でシェール市のショップには、ヨーロッパのチョコレートの歴史やチョコレート作りに使われてきた調理器具、チョコレートで出来たドレスなどの展示もあります。
プラリネはシャボン氏が描く、美味しいチョコレートとカカオに合うフレーバーとのバランスを考えた一粒一粒です。
バッキンガム宮殿のお姫様専属アイスクリーム職人だったシャボン氏は、特に女の子が喜ぶパッケージの個性に人気があります。フランスパリの5店舗でも、カカオ風味が優しく、甘すぎないチョコレートの味とパッケージが人気です。
日本では現在買うことができないため、フランスで購入するしかありません。
▼ Chocolat Chapon Paris 7
「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」はフランスの老舗チョコレートブランドです。
一粒にフレーバーチョコを集めた「アタション」は人気が高い商品ですが、超高級チョコレートらしく2粒入りが1080円です。板チョコも人気が高く、ダークチョコレートは60パーセントから100パーセントカカオまでの品ぞろいです。
トリュフチョコレート人気が高まったのは、カシスとキャラメルのフレーバーが加わった事からです。パリパリとしたコーディングの中のまろやかな味わいは、誰をもとりこにする食感と高級感があります。
チョコレートだけでなく「タルトショコラ」は細長い一人用のタルト生地にチョコレートを流したスイーツです。細長いシュークリームの上に色鮮やかなフレーバーチョコレートが乗った「エクレール」も大人気です。
【公式オンラインサイト】ラ・メゾン・デュ・ショコラ▼ ラ・メゾン・デュ・ショコラ 梅田阪急店
HUGO&VICTOR(ユーゴ&ヴィクトール)は2011年にフランスパリで誕生したブランドです。ショコラアソートはまるで、手帳のような箱に入ったチョコレートが楽しめます。
ガナッシュトゥーレ、ジャンデゥーヤアーモンド、ガナッシュカシス、ガナッシュベネズエラ、ジャンデゥーヤルイボス、ガナッシュキャラメルの6種類の味が楽しめます。手帳箱は後から小物入れとしても使えるので、プレゼントに人気があります。
現在、HUGO&VICTORの国内店舗は閉店し、日本では購入ができません。
▼ Hugo & Victor Paris Pâtisserie Chocolaterie Glace
Galler(ガレー)はベルギーの王室御用達チョコレートとして認定されている超高級チョコレートです。カラフルなアルミホイルに包まれたチョコバーが並ぶ箱は、絵具のように綺麗です。優しい甘さも上品な衝撃を受けます。
すべてのチョコバーの中に詰まったクリームが濃厚です。断面図はきれいな層になっている所も特徴です。
フレイバーの種類が豊富で特に口に入れた瞬間に香るクリームが、他にない感触です。バニラムース、アーモンドブラリネやオレンジなどが人気です。
特にオレンジはオレンジクリームの中にドライオレンジも入って、ビターチョコレートとのバランスが絶品です。中のフレーバーによって、アルミ包装紙にクリームの絵と一本づつテーマの色が違いますので、箱に並ぶと絵具のようなかわいらしさです。
ベルギーにはブリュッセルン店舗があるガレーは、日本には直営の路面店がありません。
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「パティスリー・サダハル・アオキ」の特徴は、カカオの種類によって変わるショコラを、素材と製法によって変える奥深いチョコレートです。ボンボンショコラは細長いビターチョコレートの表面に酢レーバーのクリームを塗ってありますので、箱の中でクレヨンのような鮮やかさです。
抹茶やわさびなどのフレーバーが人気で、柚子は味や色も黄色ですが、その香りの表現がカカオの香りと交わり、個性が浮き出ます。
チョコレートを食べる時はカカオバターが溶ける寸前の28度が一番美味しいので、部屋の中で常温で食べて欲しいとアオキ氏はいいます。そのまでのこだわりから超高級チョコレートの風格を感じます。
▼パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 烏丸御池店
MARIE・BELLE(マリベル)はニューヨーク本店から世界に向けて、秘伝のレシピによって完成したチョコレートの上に手作業で一粒づつ丁寧に絵を描いていきます。
また、マリベルは常に最高の状態のチョコレートを目指し、カカオ農園でその年の出来方で製法を変えながらレシピを決定しているそうです。
希少価値が高い厳選されたカカオと呼ばれる「クリオロ種」を使い、カカオの芳醇な香りをでしています。上質なフレーバーは鮮やかな色が絵具のようにポップな絵となり、アメリカらしさの楽しい超高級チョコレートになっています。
▼Mariebelle マリベル 京都本店
チョコレートブランドがたくさんある中で、日本生まれの世界に認められているチョコレートはあります。
カカオマジック、ショコラティエ・パレ・ド・オール、トーキョーチョコレート、ドゥブルベ・ボレロ、パティシエエスコヤマ、洋菓子マウンテン、ベル・アメール、ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ、ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ
などの有名店です。
■チョコレートには驚くべきパワーがあるとされる!
カカオ豆に含まれるカカオバターの脂肪分は吸収力が低いので、体脂肪になりにくいといわれます。少量でも高い満足感が得られりチョコレートは、集中力や記憶力が高まる食べ物としても有名です。
■チョコレートの本場はどの国?
チョコレートの本場ベルギーでは、歴史が古い時代から愛され、特に王宮にも馴染みが高く王室ご用達のチョコレートブランドもあるほどです。ベルギーがチョコレート大国といわれる理由に、17世紀にスペインがヨーロッパへカカオを持ってきたのが起源とされます。ベルギーはスペインの統治下であり、1828年にベルギー西部のフランドル地方でオランダ人のバン・ホーテンに研究を依頼され、カカオ豆の研究成果で、飲むチョコレートを生み出したのがチョコレートの始まりとされています。
■チョコレートのブランドが多い国は?
チョコレートの輸出が多い国で見るとドイツが一位です。次はベルギーですが、この2国は群を抜いて輸出額が多い国です。そこから、オランダ、イタリア、アメリカ、ポーランド、カナダと続きます。フランス、イギリス、スイスです。輸出量と有名ブランドとは比例している訳ではなく、フランスやベルギースイス、イタリアに有名ブランドが多いようです。
ここまで、国内、海外の超高級チョコレートを紹介してきました。
ヨーロッパでは、幼いころから母親の手づくりのおやつにチョコレートがよく使われ、家庭料理の食材の一部にもなっていたとされるチョコレート。
ヨーロッパのショコラティエ達は、幼い頃からの美味しい家庭料理を食べた時の嬉しい感情にこだわりながら、最高の味わいと笑顔で食べてくれる方々への想いを一粒一粒に詰めています。
本記事を参考に世界のチョコレートを選んでみてください。